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焼付け。


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本文の背中にボンドをぬります。


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前回筋を入れた中表紙を本文に取付けます。筋に合わせて手でクルミます。


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本文と中表紙を付けて、時間を置いても写真のように本を開くと背中が付きませんね。
それだけ、本を開く時に本の喉から背中にかけて力が一杯かかっている証拠です。
そこで、昔からある方法です。焼付け(下写真)


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専用の鉄板の上に中表紙を付けた本を並べます。背中を下にして。
背中を下にするのは、この鉄板、手で触れないくらい熱くしているんです。
お好み焼きの鉄板みたいに。 この状態で上からプレスします。これで背中に付けた
ボンドを本文の背に付けながら乾かすんです。


115.jpg 
 
表紙の背中が焼けない程度の時間を見て、取り出します。
しっかり背中が付いているでしょ。

今、バインダー(無線機)っと言ってホットメルトと言う瞬間で乾く糊を使用して、
並製本を製作しておりますが、その昔はホットメルトと言う糊なんてなかったんですよ。
その頃は、並製本も糸かがりをしてこんな風に焼付けをして仕上げていました。
今の並製本と言われるような、やわなつくりではなく、強度もあって開きも最高でした。

昔、和本なんかは線装本(線=糸、紐の事)、糸の入っている本もそう言われましたが、
その線が無くなって無線本。今の並製本ですね。

この続きはまた次回です。今日はここまでで・・・・・・




コメント

コメント(1)
No title
なるほどー。
焼付けをしてるから、背中がくっついてるんですね。

のりお君

2013/12/16 08:45 URL 編集 返信
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